家計の支出バランス比較

1か月の支出を食料・住居・光熱・水道など10費目に分けて入力すると、総務省統計局「家計調査」(2025年平均)の全国平均と、支出に占める割合を比べられます。手取りを入れると黒字と黒字率もわかります。平均は目標ではなく、比べるための目安です。

平均世帯人員3.20人、有業人員1.81人、世帯主の平均年齢51.0歳

手取りは、税金と社会保険料を引いたあとの金額です。入れると、黒字(手取り − 支出)と黒字率もわかります。

1か月の支出(生活費)

税金・社会保険料、貯蓄、ローンの元金の返済などは、生活費ではないので入れません。空欄は0円として扱います。

費目に金額を入れると、支出の内訳を全国平均と比べます。

この比較の考え方

総務省統計局の「家計調査」は、全国の世帯に家計簿をつけてもらい、収入と支出を調べる統計です。支出のうち、いわゆる生活費にあたる「消費支出」は、食料・住居・光熱・水道・家具・家事用品・被服及び履物・保健医療・交通・通信・教育・教養娯楽・その他の消費支出の10大費目に分けて公表されています。このツールは、あなたの1か月の支出を同じ10費目に分けて入力すると、それぞれが支出の合計に占める割合を、全国平均の割合と並べます。

統計局の用語では、税金や社会保険料(直接税・社会保険料)は「非消費支出」で、消費支出には含まれません。手取りは「可処分所得」(実収入から非消費支出を引いた額で、いわゆる手取り収入)にあたり、「黒字」は可処分所得から消費支出を引いた額、「黒字率」は可処分所得に占める黒字の割合、「平均消費性向」は可処分所得に占める消費支出の割合です。

額面の収入から手取りを求めたいときは、姉妹サイトのお金計算の「手取り計算シミュレーション」が使えます。

全国平均の一覧(2025年・1世帯あたり1か月)

ツールが比べている全国平均です。金額は統計局の表にある月平均額で、割合は支出の合計に占める割合です。二人以上の世帯のうち勤労者世帯は、統計局の概要に割合(図)だけがあり、費目別の金額はありません。

費目二人以上の世帯(全体)単身世帯(全体)二人以上・勤労者世帯の割合
金額割合金額割合
食料94,895円30.2%49,321円28.5%27.1%
住居18,678円5.9%21,667円12.5%5.8%
光熱・水道24,547円7.8%13,333円7.7%7.0%
家具・家事用品13,068円4.2%6,120円3.5%4.0%
被服及び履物10,063円3.2%4,908円2.8%3.5%
保健医療15,863円5.1%8,754円5.1%4.2%
交通・通信45,730円14.6%19,334円11.2%16.4%
教育11,939円3.8%37円0.0%5.4%
教養娯楽32,125円10.2%21,173円12.2%9.8%
その他の消費支出47,093円15.0%28,396円16.4%16.8%
消費支出(合計)314,001円173,042円346,297円

二人以上の世帯のうち勤労者世帯:平均世帯人員3.20人、有業人員1.81人、世帯主の平均年齢51.0歳。二人以上の世帯(全体):平均世帯人員2.87人、世帯主の平均年齢60.7歳(勤労者世帯・無職世帯などをまとめた平均)。単身世帯(全体):世帯主の平均年齢58.6歳(勤労者世帯・無職世帯などをまとめた平均)

費目の金額を足した合計は、月平均額の端数処理により、統計局が公表する消費支出の合計と1円ずれることがあります(単身世帯は173,043円と173,042円)。割合も小数第1位に四捨五入しているので、合計がちょうど100%にならないことがあります。

勤労者世帯(二人以上)の収入と黒字率

統計局の概要には、二人以上の世帯のうち勤労者世帯(世帯主が会社や官公庁などに勤めている世帯)の収支が、世帯主の年齢階級別に載っています。手取り(可処分所得)に対して、どれだけが支出(消費支出)になり、どれだけが黒字になったかを示す数字です。

世帯主の年齢実収入非消費支出可処分所得(手取り)消費支出黒字平均消費性向黒字率
平均653,901121,493532,408346,297186,11165.0%35.0%
40歳未満645,562104,025541,537301,216240,32155.6%44.4%
40〜49歳713,746135,013578,733353,622225,11161.1%38.9%
50〜59歳718,283148,418569,865374,940194,92565.8%34.2%
60歳以上520,43287,702432,730335,91096,82077.6%22.4%

単位は円(1世帯あたり1か月)です。黒字は貯蓄そのものではありません。統計局の資料によると、2025年の二人以上の勤労者世帯の黒字の内訳には、預貯金・保険・有価証券などの金融資産の純増のほか、土地や住宅の購入のための借金の返済(純減)などが含まれています。

比べるときの注意

  • 全国平均は、世帯の人数・年齢・住まい方・地域の違いを平均した値で、あなたの世帯にとっての目標や適正な水準ではありません。平均より多い費目があっても、それが良い・悪いという意味はありません。
  • 「二人以上の世帯(全体)」と「単身世帯(全体)」は、勤労者世帯だけでなく、年金などで暮らす無職の世帯も含めた平均です。平均世帯人員や世帯主の年齢は、上に示したとおり、比べる相手によって大きく違います。
  • この表の「食料」は、他の世帯への贈答品などを含む金額です。統計局が別に公表する「エンゲル係数」(2025年は28.6%)は、贈答品などを除いた食料費の割合なので、この表の食料の割合(30.2%)とは一致しません。
  • 「住居」の中身は、統計局の表では家賃地代や設備修繕・維持などです。住宅ローンの返済は消費支出ではなく、黒字の内訳(土地家屋借金の純減)に含まれます。ローンの返済額を、住居の欄に入れないでください。
  • 入力した金額は、ブラウザの中だけで計算され、外部には送信されません。これは一般的な情報で、個別の家計への助言ではありません。

データについて

全国平均は、総務省統計局「家計調査」(2025年(令和7年)平均)の結果を、割合の計算などのために加工して作成しています。統計局が新しい年の結果を公表したときは、数字が変わるので、このページも更新が必要です。転記した数字は、統計局の定義(実収入 − 非消費支出 = 可処分所得、可処分所得 − 消費支出 = 黒字など)が表の中で成り立つことを、テストで確かめています。

出典

計算結果は一般的な目安であり、法律・税務その他の専門的助言ではありません。航空券や契約書、期限の管理など重要な場面では、公式の情報や専門家の説明でもご確認ください。